海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

鎖国

1時間目の授業でグレートバリアリーフの話になって、「どこにあるか知ってるでしょう?」と聞いたら、15人ほどの学生のうち知っている人は一人もいなかった…これも日本社会の内向き夜郎自大化の現れであろうか?と不安になる。で、ウチに帰ってくる。研究室ではMacがないので仕事にならないからだな。早速ヨメサンにこの話をしたら「いやさすがにグレートバリアリーフを誰も知らないってことないでしょ。おとなしい学生さんだし、あんたの剣幕に押されて、本当は知ってたんだけど知らないフリしてたんじゃないの?」と言われる。ふ、まだまだヨメサンは青いな、と思いつつ、やはり対立仮説を出されると検証しなくちゃならない気持ちになるわけで、ちょうど夜は学生と忘年会だったので、再び京都に赴いて4人の参加者に尋ねてみると、やっぱり誰も知らない。こちらは気の置けない学生なので「本当に知らないのか?ヨメサンは知ってて答えてないのかも、と言っているが?」と問い詰めたが、やっぱり知らないんだそうだ…しかし、曲がりなりにも大学に来れている人が、グレートバリアリーフの位置を知らずに本当に20年も暮らして来れるものなのだろうか?そっちの方が不思議だ。外部世界に興味を持たなければ、そういうことも可能になるってことなんだろうか…