海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

楽をするための努力

某学会のサイト管理で、100個ほどのテキストファイルを適宜整形してインデックスからリンクを張る作業をする必要が生じた。いや、これまでもやっていて、でもずっと手作業だったところ、さすがに一気に100だとやる気がしない。そこで自動化スクリプトを組む事にして午後から作業。夜までかかったけど、これからもこの作業が月2くらいでしなきゃならないことを考えると、スクリプト書くのは、まあ正しい判断だったでしょう。

大本営発表」を読んだ。題名どおり、大本営発表がいかにして作られどのくらい事実と異なっていたかを、いくつかの時代に分けて紹介した本。いやしかし、これを読むと、日本人の対人関係の宿痾ともいうべき、大声でがなるものに逆らえない、という欠点が生み出したものが大本営発表だなということがわかるね。別に、悪を成そうとウソをついてたわけじゃなく、いろんなパーティーの対面を慮ったり、現場からの報告に「ウソだろ?」と言えないことが、嘘八百大本営発表を作ったようにこの本には書かれているわけ。この構造って、マスコミと権力の癒着も生み出して、それが大本営発表の成立する地ならしをしていたわけで、今の世の中と同じじゃんね。辛い…