海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

すれ違い

木曜日なので6時起きで7時ごろ研究室に。卒論生がとったカメのビデオを編集して画像解析ネタにするというT須先生に送りつける。するうち1時間目の英語。先週、先々週と良いペースで読めていたけど、今週は大失速。だんだん受講生の中での実力差が開いてきて、ビハインドになりつつある学生に構文が難しかったり長かったりする文が当たると、てきめんに時間がかかる。で、こういう学生は難しい文に当たると「わからない」と言っては困った顔をして、こちらが助け舟を出すのを待ったり、こちらの反応から正解を探り出そうという戦術をとることが多い。っていうか、そういう戦術をとるタイプだからビハインドになりがちだとも言える。やはり、問題を真正面から解決しようとしないうちは実力がつかないからね。なので、こちらとしても教育的な観点から向こうの戦術には絶対乗っていかないわけで、「どこがわからないのですか?」と聞き返すのみ。いや、そこを特定できれば解決の方法を教えてあげられるじゃない。だけどこのタイプの人はこういう王道の問題解決には馴染みがないので旧来の方法にしがみつき、そこで睨み合いになって時間を消耗するというわけだ。いや、学生は決して睨み合ってるつもりはないのだろうけれど、構造的にはそういうことになる。まあ、オレも辛抱の時で、これを何回かやればそういうタイプの学生も多くは王道を採用する事になるのである。

という事で1時間目を終えて、ちょっとだけ事務作業をしてから某百万遍へ。ずっと実験でF田先生のところに預けていたウチのカメたち、もう寒くなってきたので冬眠させるべくウチに連れて帰るのである。で、約束は13時なのだけど、11時半ごろには本部キャンパスへ。いや久しぶりだからコレクションでコンビーフライスでも食べようと思って。そしたら、コレクションが東に拡張されていて、席が増えていた。少なくともオレの知ってるこの四半世紀まったく佇まいの変わらなかったコレクションが、突然どうしたことか。でもコンビーフライスの味は同じだったので安心する。で、12時半に時計台に向かう。カメの前に京都に来ているCさんに会って、私の本を渡すのである。相変わらず、お元気なことである。そして13時にカメを引き取ってウチに帰ってくる。夕方、畑に出てタマネギのための畝立て。今年はちゃんとリンの多い肥料を元肥に施しておいたよ。今年は上手くいきますよう。