海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

破滅まであと5mm

考えてみれば、Y田さんとスキーに行くなんて四半世紀以上なかったことのような気がする。長いこと生きているんだなあ、と思うわけ。で、天気予報では今日は晴れるはずだったのに、朝からしんしん降っているのですよ。夜は降らなかったみたいで新雪は望めないのに、天気はいまいちという。まあそういうこともあるので、9時過ぎに出て行く。なんせ今夜はお客さんがいないので、チェックアウトしなくて良いよと宿のご主人が言ってくれるもので。もう素晴らしいです。うれしいです。ということで、適宜休憩を入れるY田さんKちゃんヨメサンぶーちんを横目にひたすら滑る私と上の子。結局ゴンドラ2本込みで16時半まで滑って30本だった。で、先に上がったヨメサンが一昨日の雪から車を掘り出してくれていたので、さあ帰ろうと思ったらば車が滑って動かない。ので、皆さんの協力をいただいて押して出る。で、まあちょっと焦ったし、思ったよりも脱出に時間がかかったので、慌てて荷物を積むわけよ。こういうときに、私より背が高くなった上の子が役に立つわけで、もうスキーキャリアに板乗せるのも楽々やってくれてハッピー。で、丁寧にご主人に礼を言って、次回の予約もして、Y田さんたちにお別れして山を下りると、もう白馬飯店の開店時間であって、店の前に行くと開店待ちの車が何台も駐車場に入ってるじゃないか。これまた焦るものの、無事に入店。今日も美味しく晩ご飯を食べ杏仁豆腐もサービスしてもらう。で、例によって買い物して白馬駅前を18時55分出発。今回は、交通量も多く雪も降って風も強く吹いていたので安曇野インターまで一時間10分ほどかかる。で、この調子なら日が変わる前に帰宅かなあ、と思いながら10kmくらい走ったろうか、前をゆっくりした車が走っているので抜こうと思うと、横に黒いワゴンがぴたっと付いていて追い越し車線に出れないわけです。で、一向にこちらを追い抜こうとしないので、だんだんいらいらしてどんな運転手なんか顔見たろう、とちらっと横を向くと、なんか助手席で動いている。変なのーと思いつつ、それでも全然横から離れてくれないので、もう一回ちらっと見てみるとやっぱり何か手を動かしている様子。さらにもう一回見ると、今度は何か明かりが見える。ので、さすがにこれは変だと、直線のところでもう少し長めに横を見てみると、どうもこちらに懐中電灯を向けていて、向こうが手で上を指し示し続けているようだ。!これはこちらの屋根に何か問題があってそれを教えてくれてるんだ!!と思って、了解のサインを出したら、ワゴンはすーっと走っていったわけ。で、どうしたもんだろうと思い、次のインターでいったん下りるか、とヨメサンと相談し、念のためスピードを落しめに走っているとバス停があったので、そこに入って屋根を見てみると!!キャリアーが全開になっていた!!うわー、このまま教えてもらえずに高速を走っていたらこの強い風のこともあり、どこかでスキーが飛んで後ろの車に事故を引き起こす可能性大有りだった!!!!あぶねー!!!!ってか、黒いワゴンの人、ホントにホントにありがとう!!!!!!で、ひょっとしてここまでずっと開けて走ってきたのか?と冷や汗かくけど、さすがにスキーを乗せた時にキャリアーを閉め忘れたなんてことはちょっと考えられないし、もしそうだったら白馬飯店やAcoopで気がつくはず。そのへんでは閉まっていたに違いない。だけど考えてみたらそうだ開いていた側は上の子に板積んでもらった側で、キャリアーを閉めた後に施錠をするのを忘れていたわけで、閉めた時に雪を噛んでたかなんかでロックが甘くて、何かの拍子に開いてしまったのであろうと推測される。いやしかしいずれにしても危なかった。ちゃんとキャリアは施錠しなきゃいけないこと、もう絶対忘れない。いやホント今思い出しても冷や汗かくわ。で、関ヶ原でがんがん降っていたこともあり、結局帰宅したのは24時10分くらい。卒論添削しなくて良いのって幸せ。