海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

里心

今日はルネでトークショーの司会をする日。朝一で念のためとゴミグモ仕掛けたら、さっと1度目のまぐわいになったのは良いけど、離脱に失敗して食われかける。本来ならそのまま観察するところだけど、オスは貴重なので助け出す。で、2度目に行くかと1時間待ってみたけど、もうダメ。これ以上時間かけると授業に間に合わなくなるので駅に向かうと人身事故で電車遅れてて死ぬかと思った。死なないけど。で、授業3コマやって、研究室のクモにエサやって、ちょっとだけ学生の付き合いしたらもう17時。片付けして18時集合のルネに。トークショーの進行についてイメージできましたか?とか聞かれたけど、そういう準備まったくしてなくて出たとこ勝負で行こうと思ってたので焦る。いやでもトークショーはライブ感命だから、と内心嘯いて聞かなかったことにする。で、トークショーの狙いは、まだ新入生もフレッシュな気持ちが残ってるので、現役の動物研究者がどうやって今の自分になったかを若者に語って彼らをエンカレッジしようというのであるな。で、メインのお二人は人類進化のN川さんとアフ研のY越さん。二人ともサル学の演者にクモ屋の私がなぜ司会をすることになったかというとそれには諸事情があるのだな。つうことで若干バランスが悪いので、最初は私も司会とはいえ演者の一人みたいに喋る雰囲気があったのだけど、もちょっと引いて最初はお二人中心に話してもらう感じに司会する。そのうちに雰囲気がこなれて来たので、N川さんの最近のネタである抱擁行動の話になったので、「どんな風に抱擁するんですか?」と狙って振ってみたらば、「じゃあやってみましょうか」とノリよく受けてくれるので、60年代生まれのおっさん2人が舞台の上で抱擁して唇プップってスマッキングしてみせる。案の定大受け。会心の一撃であった。もうあとはノリノリで途中からは私も前面に出て好き放題喋らせてもらった。実は観客席にはヨメサンも来てくれていて、面白いって言ってくれたので、まあこの人がそういうならなかなかの成功だったのでありましょう。で、会は21時に終わってルネの人たちや聞きに来てくれたN井さんも含めてゲートで打ち上げ。懐かしいなあゲート。23時まで。ルネの人が真摯に学生の本離れを食い止める方法を考えているのを見て、良いなあ京大って思った。やっぱ真面目にやってなんぼだよ。いや長いこと離れてて忘れかけてたけど、知的でありたい人にとって最高の環境だよねここ。ってか、大学には生協が入っているべきだ。で、帰るのだけど、こういうときに役に立つのが6月中に使い切らなきゃいけないタクシーチケット。京都で遅くまで飲んだときのためにあるのねコレ。つうことで3000円のチケット二枚切る気満々でタクシー拾ったら、ウチについたら料金6990円。ゲゲ足が出たじゃん。今まで何度もこれやって来て6000円超えたこと一度もなかったのによう。ひでー。もう信じられへんやんか。