海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

水引きまくる

今日は別に用事があるわけじゃないのだけど、大学へ。予定を考えると、火木金とウチで仕事になりそうなので、今日くらい行っといた方が良いかと思ったからだな。そしたら、先日トークショーでご一緒したじゅえき太郎さんから近刊の献本が届いていた。手書きのクモのイラスト付きで、うれしくなって小躍りしたよ。夜、シネコンで「悪女/AKUJO」。いや悪いのは周りでしょうが、と言う話。すごいアクションだった。カメラがムチャクチャ被写体に近くてそれだけで伝わる熱量とかスピードとか違うのね。またアクション映画が一段上のレベルに引き上げられた感あり。あと、体の重さと痛みを感じさせるアクションは、ボーンシリーズやアトミックブロンドを彷彿させる。クライマックスのカースタントもビックリさせられる。ほとんどをスタントなしでやったって、トムちんもびっくり。いやでもそれより何より、オープニングの一人称アクションが、目まぐるしく変わる視野(でも何が起こっているのかよくわかるという)に観客がそろそろ飽きてきたかな、というときに目の覚めるようなアイデアで三人称視点に切り替わるところの鮮やかさに感動した。これだけで、見た甲斐あったというものである。アクション好きは必見。ところでさ、こないだ大阪のトークショーが終わって、次は映画と動物みたいなテーマでまたトークしませんか?って言われたわけで、つうことは、これからはオレ映画見るのも仕事の一環になるじゃん?堂々と見ていいんじゃん?とか思った。ちなみに今日の作品には動物は出てこなかった。