海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

飼育係

夏が来て、こないだからギンナガとギンメッキの夏世代を使って実験・観察を行うべく準備を進めている。で、ギンメッキについては、昨日準備が整うはずだったところ、庭に放していた二個体が消失。一個体くらいは消えるかもと思って多めにしていたのに予想以上に消えたので、また準備完了が遠ざかってしまった。ポルトガル行く前に2ターン実験しようと思っていたところ、この段階で不可能なことが確定。学会行くのもコストかかるよなあ。一方のギンナガはついにこの夏初の交尾観察に成功。この調子でサクサク行きたい。目指せサンプル数+5。ということで、午前中の観察を終えてお昼頃から追加個体の採集に。今ピークみたいで成体になる直前と思しき個体がザクザク取れる。嬉しいんだけど、それってつまり今の手持ちで失敗したら後がないってこと。イヤだなあプレッシャーだ。帰ってきてから面倒臭い英文メールを一つ書き上げて、ようようたまらなくなって少しウトウト。あとは検鏡したり、夕方になってまたクモの様子を整えてみたり。朝に交尾したギンナガがなんか自分の網を出て何処かに行こうとしているので、消えられたらかなわんので無理やり網に戻してやる。機嫌を損ねないようエサまで与えてやってさ。お願い明日もそこにいてね。