海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

一勝五敗

ヨーロッパから帰った翌日から家族旅行で周りからは時差ボケ大丈夫?とよく心配されている。ところがどっこいわたしゃほとんど時差ボケのないタイプで、サーカディアンリズムに欠けた人間なのかはたまた光リセットが良く効くのか。と言うわけでサクッと目がさめると雨が降っている。あれー今日もマウンテンバイク乗る予定なのに困ったな。ともかく、宿は素泊まりなので、まずは朝ごはん、とネットで調べたおしゃれなカフェに向かってみると満席だだ混み。1時間はかかると言うので即座に反転。次の店に行ってみると、なんかイマイチだがまあ良いやと食べる。そのうちに雨が止んでくるので、じゃあ行けるかな?と岩岳に。途中の松川の水が美しい。今日は山頂からダウンヒルというのをやるのだ。ゴンドラで上がるから楽チン。ところがついてみると、山頂部は雨でぬかるんでるので使えないとのこと。麓でグルグルならできるとのことだけど、それなら昨日と同じだしなー。ということで反転。困ったなどうしようと相談。今日は東京(多摩だけど)泊なので、もう行っちゃおうとぶーちんが主張するのだが、せっかくここまで来ていて何もそれらしいことしないで帰るのもなあ、と、ピンと戸隠に蕎麦食いに行ってみては?と思いつく私。以前から一度行きたかったのよね。昨日も食べれなかったしさ。つうことでお土産を生協で買ってから、国道から東へ向かう。すると川の色が西とは違う。つうかこれは泥水の濁流じゃね?おかしいなあ、なんで谷のこっちとあっちで違うのかなあ?とか思うと道はグイグイ山を登って行く。が、走るうちに、道路上にも泥が現れたり木の枝が散乱する場所が出て来たりしてなんか不穏な感じ。これおかしいぜ、とか言ってると、なんか道路脇が小さく崩れてるようなとこまで出てくる。で、泥水が流れてるのね。うえー、とか言ってると鬼無里に着いて、戸隠まであと10km、というところで突然カーナビが「この先1kmのところで通行止め」とか言い出す。何今頃そんなこと言うとんねん。そんなん言われても困るわー、と突き進むけどやっぱり通行止め。土砂崩れらしい。えー?とヨメサンが戸隠の観光協会に電話してみたところ昨夜の大雨で各地で通行止めだけど、長野市からの道路は生きているとのこと。1時間くらい余計にかかるということで、夕方には東京につきたい当方、それは無理やー、ということで断念。それならせめて善光寺でも行くか、と長野市まで降りる。着いたらすごい人だった。で、こうなったら戸隠じゃなくても蕎麦が食べたい、と訴えるのに、ヨメサンは私お腹空いてないから、と真面目に取り合ってくれない。そこをなんとか、と、ヨメサン自慢の魔法の板で調べてもらって、そこに行ってみるもまたもや行列。さらにその店は蕎麦しか出さないところで蕎麦の嫌いなぶーちんを抱える我が家は入れないじゃないか。困った、とかグズグズするうち、もう東京に向けてこれ以上長野にいられない時間になる。ので、信州まで来たのに蕎麦にありつけず。洋行帰りの身にはこれ以上ないご馳走だったはずなのに…と、すっかりションボリして高速に。ここからなら普通は関越道周りのところ、ヨメサンぶーちんが懐かしの中央道で帰りたいというので30km遠回りだけどそちらを選択。すると小仏で渋滞しているわけよ。小一時間ロス。一方の関越道はほとんど渋滞してなかったらしい。ここまでやることなすこと上手くいかない日も珍しい。で、18時に東京(多摩だけど)着。ホテルにチェックインしてから、上の子の小学生時代の同級生で家族ぐるみの付き合いだったS家にお邪魔する。お互い受験生を抱えているので、その辺りを中心とした近況報告会。やっと1つやりたいことができた。ともかく、腹蔵なく喋れる関係とは良いものであります。最後は将棋で締めるのだけど、お互いミスの連発でなかなかひどい対局だった。ちなみに私の負け。