海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

石橋をたたく

今日は昨日買ったワインで町の某氏の慰労会の予定があって、5人の集まりになるのでこれはヤバいだろうか、とか思っていると、なんか夕方から少し体がほてってきた感じがあって、まさかと思って体温測ってみると微妙に平熱より高いでやんの。マジかよ、と思って何度も測るに一度37度を越えたこともあり、ヤバいヤバいと思ってとにかくも慰労会の参加は取りやめにする。なにはともあれ慎重にすべきである。いやしかし、もしこれ当たりだったら、昨日のミシマ社の人々は濃厚接触になっちゃってメチャ迷惑かけちゃうんじゃないか?とか、今日の慰労会にはヨメサンも行ってるんだけど、そっちはどうなの?あ、オレいないから4人になってるし、万一ヨメサンもかかっててそこでうつしたとしても言い分けたつわよかったわ、とか思いながら薪ストーブの前でゴロゴロしていたら、平熱に戻った。ということで、どうも杞憂だったらしい。ちっ、昨日バンパー壊してまで買ったヴァンナチュールを飲み損ねたぜ。っていうか、オレなんか社会のためにこんなにガマンしてるってのにさ。さて、ゴロゴロしている間に「昭和16年の敗戦」を読んだ。太平洋戦争開戦前に若手エリートを集めて開戦したらどうなるかをシミュレートした総力戦研究所で敗戦必至の結論が出たにも関わらずそのことがまったく省みられず戦争に突入していった、ということについて書いた本。書いている事からすると、シミュレーションといってもかなり雑な仮定に基づくものだったぽいのだけど、それでも結構良い線当てられていたみたいなので、そういう意味では戦争やっても勝てないのって、誰にでも予言できた事なんかもしれんね。でも戦争しちゃうんだね。今、このままじゃコロナ禍抑えられるはずないって誰にでもわかる事なのに、でも真面目に対策してないっていうのとおんなじだね。絶望しちゃうよね、と思った。それはともかく、こういういい本を書いていた著者がああなっちゃうんだねえ。

昭和16年夏の敗戦 新版 (中公文庫)

昭和16年夏の敗戦 新版 (中公文庫)