海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

役に立つヨメサン

というわけで、今日は学会の本番である。っていうか、他の人達は昨日から楽しくポスター会場にいたのだろうけど、私の昨日はそんな時間は1ミリもなかったからな!っていうかスタッフじゃんオレ。8時に会場に集合。口頭発表の会場係なので、持ち込み機材の接続チェックをする演者の皆様の面倒を見る。いや、本当は今日は全部で三時間ほど会場係として発表の面倒を見て、あとの時間はポスター会場で自分の発表したり人の発表聞いたりするはずだったのだけど、明日が中止ということで明日予定の口頭発表を全部今日やっちゃうことになったので、9時から15時半まで隙間がほとんどないことになってしまい、私もずっと口頭発表の会場に缶詰めになることになった。ひー。で、途中15分だけあった休憩時間も午前の発表が少しずつ長引いたために5分しかなくなってしまって、それ休憩ちゃうし。午後の発表の機材チェックで消えてったし。で、あんまりあれなのでヘビMさんにお願いして途中で30分強ほど抜けさせてもらって二人の聴衆に自分のお話を説明したけれど、帰る時間が決まっていたら、他の人の発表も落ち着いて聞けないよね。ということで、もうあきらめる。お天道さまには逆らえない。とはいえ、口頭発表を聞き続けたので面白いものにもでくわしたの。ウニの表面に単独で外部寄生しているオスのカニだって配偶のためにはメスに出会わなきゃいけないのだけど、ウニから下りちゃうと危険だからそれはいやだ。ということで、このカニ、あっちにメスがいそうだって匂いで気取ったら、ウニの棘をハサミでがちゃがちゃといじってやるのですよ。するとウニはなんか棘にあたるし逆行こうかと思うのか、移動を始めるのね。ということでカニによってウニは運転されるという話を聞いた。21世紀になって聞いた発表の中で1番ビックリしたのがこれだと思う。あと、ウミウシの共食い動画とかウマの親子の泣き別れとか、なんか今年は見ごたえのある発表が多かったなあ。で、総会。自分のお役目も無事果たし、ホッと一安心。そして懇親会。実は今回ヨメサンが学会に来ていて懇親会も出るというのである。ヨメサンは学生の頃に行動学会に参加してたことがあるので久しぶりだ。今は研究からは足を洗っているけど、昔取った何とやらで聞くのも良かろうというね。9月議会も終ったからね。つうことでヨメサンと出席する懇親会。と思ったらヨメサン勝手にいろいろ社交しまくってて、気を使わなくて済んだからよかったわい。っていうかそれだけじゃなくて、今回科研費の絡みで若者を多数リクルートする必要があったのだけど、うまくできるか不安だったところ、なんかヨメサンが連れてきてくれた人のおかげで、十分な人を集めることができて、めっちゃありがたい。で、うれしくなって二次会にくれしま。なんか2階に4組全部で50人弱の行動学会員がいたと思う。ヨメサンもどこかにいた。で、気がつくと日が変わっていたので、ヨメサンと合流してタクシーで帰ってくる。あー楽しかった。