海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

でかしたヨメサン

良く晴れて穏やかな日である。昨日までの騒々しさがウソのよう。つうことで、駐車スペースにまだ張ってあるタープの下にヨメサンと座って、のんびりと歩く人を眺めている。この中には投票に向かう人もいるはずで、その人がヨメサンの顔を見てくれればという狙いだな。穏やかなんだけど、やることはやるのよ。そうしていると、何人もの人が会釈して通り過ぎる。知らない人もたくさん会釈してくれる。かと思うと話に来てくれる人もいて、ヨメサンと2人で座っていても手持ちぶさたなので、ありがたい。で、午後もだいぶ過ぎてから、もうそろそろいいから投票でも行くか、ということでドキドキしながら票を投じて、帰ってきてタープをたたんで看板を片づける。その後は切らしていたコーヒー豆を買いに行って晩ご飯を食べていると選挙のお手伝いをしてくれた人が集まってくる。で、あろうことか今回はネットで地元ケーブルテレビの開票速報番組があるらしくって、ウチでみんなで見ている。前回は開票場に行ってドキドキしていたものだけれども、今回はお前はウチで候補者と一緒にいてやれ、といわれたのでやむない。開票現場のドキドキ好きなんだけどなー。情勢が一番よくわかるしさ。まあでもしゃーない。っていうか、今回はウチの選挙立会人として有権者になったばかりの上の子を送り込んだのである。で、「母ちゃんが通ったってわかったらこのサインね」とか仕込んでおいたのね。なんせ外部との連絡はしちゃいけない建前らしいのだが、開票場にいる関係者になんとか情報を伝えてもらおうということだ。ところが、上の子ったら開票作業の間中デンと座って状況をしろうともしないらしく、眺めている関係者がイライラするって、こっちにメッセージを送ってくるわけ。くー、そんなの聞いたらこっちもイライラするじゃん。どうなってんの!とか言っているうちに、まずは町長選で現職が通ったっぽいという話が聞こえてくる。ネットの開票速報なんてまだ数パーセントしか開いてないのに、そりゃ現地から直で入ってくる情報のほうが早いわな。少なくともウチは番組を見る必要はないわ。で、予想よりはるかに多く得票している様子。はー、さすがは現職である。強いなー、とか言ってるウチに次は議員。どうもウチは票が多そうだ、という観測が流れてきて、私は内心「そうだろうな」と思うわけ。選挙期間中のあの反応の良さで票が取れなかったらウソだ。けどうかつに浮かれたらまずい気がするので口にはしない。とか言ってると「当確らしい」ということなので、それはいいのだが、落ちる人の中に、通ってほしかった人が入っているようで、渋い気持ちになる。そのうちに確定票が入ってきて、それを見ると、前回より300票ほど積んでトップ当選だった。うんうんそうだろうな。私なんか、もうちょっと取るかもとか思ってたくらいだからあまり驚かないけど、みんな喜んでくれるので嬉しい。っていうか、大阪の自治体議会選挙で維新じゃない候補がトップ当選するのって、そっちのがすごいんだぞ。少なくとも北摂北河内だと、交野と豊能とウチだけ。