海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

本家

ああ何もできないどこにも行けないGWも今日で終わりだ。いや別にコロナじゃなくても特に何かするわけではないのだけど。で、今日は科研費の終了時の報告を書かなきゃいけないと思っていて鬱だったのだけど、事務方からのメールを改めて読むと、締め切りが迫っているのは毎年の簡単な報告書であって、それなら4ツイート文くらいの文字量で良いじゃんか。ということで、朝、雨音を聞きながらサクサクっと書き上げてS宮さんに送ってチェックしてもらったら、案の定ミスがあるでやんの。もうオレ最近破綻してるわ。で、前も言っていたように「ロリータ」を読んだ。片思いってキモいよね、という話。最後まで読んで、やっぱり私が昔この本を読んだのは何かの誤解であると確信して、1体あれはなんだったんだろう?と記憶のそこに潜って探り出してきたのはテリーサザーンの「キャンディ」だった。えらいバッタもんと勘違いしていたものだ。というわけで、初めて読んだ「ロリータ」、キューブリックの映画のほうは見ていたのでスジは分かっていたわけだが、私には痛切な話として読めてしまった。良いんだろうかこんな読み方で。で、これを読むことになったきっかけたる原稿も書けたのだけど、結局読まなくても書ける話になってしまった。じゃあ読んだのは無駄だったのか?というと決してそうじゃなくって、こう、強い印象を受けたわけよ。なるほどこういうのが名作っていうのね。

ロリータ (新潮文庫)

ロリータ (新潮文庫)