海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ヨメサン必読

「くらしのアナキズム」を読んだ。小さく生きよう、という話。いや、国家といえど、私たちの暮らしのマイクロな部分まではその力を及ぼすことは難しいのであって、っていうか、もともとそのレベルは国家とかなしに成立していたものだけど、今はそこが忘れられかけてるんじゃないですか?という話。忘れられてかけてるけど、私らにはそういうマイクロな社会を営む能力が備わっているのだから、意識的にそこを使っていきましょうよ。それが国家の力や管理から逃れることですよ、というアナキズム。最初は、コミュニティ論・政治論と思って読んでいたのだけど、最後の10ページで、なるほどそれでアナキズムなんだな、と腑に落ちた。考えさせられるところが多い本。