海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

すべては遅延する

ということで、今日こそ改訂稿を投げる。で、ともかく改訂作業を終わらせるのだけど、向こうの言うラインナンバーがどこを指すのかわからなくて難儀する。なぜかわからないけど、こっちに投稿原稿のPDFがないのだよね。なんでオレダウンロードしとかなかったのかな。ともかく完成させたので、体裁を整え、レスポンスレターを書く。レスポンスレターにはPDFのラインナンバーを書くのが私の流儀なので、まず原稿を送ってPDFまで作らせて、もう一度それを参照してレスポンスレターを修正する手順を踏むのだけど、やってみて思い出したよ。ここの電子投稿システムは、原稿のワードファイルを送ったら、著者名とか所属とか勝手に抽出してくれるラクチンシステムなのだけど、ワードファイル投げるだけでよくってPDFさえ作らないラクチン過ぎるシステムなのだった。そりゃこっちにPDFないはずやわ。ということで、ラインナンバーを書くこともできず。まあいいか。ともあれ今日はノルマを果たしたよ!

物理キー

朝からちょっと面倒くさいメールを何件か書いて、さあやっと論文の改訂作業を仕上げて投稿するのが今日のノルマよ、と、昨日研究室で8割完成させた原稿を開いてみる、、、と、なに?!昨日の作業が一切反映されてないじゃん!!なんで?あれ?まだDropBoxの同期が終わってないの???と、いくら待っても、同期されないじゃん。っていうことは、ひょっとして昨日の作業の後に保存するのを忘れてて、それで古い状態のままで同期してた、ってこと???がーん。ということは、改訂作業を終わらせるには、少なくとも1回は研究室に行かなきゃいけないって事?がーーーーん。次に行く予定は水曜日。。。。と、もう悩みまくった結果、やはり投稿を水曜まで待つのはありえないので、コマンド+Sを押すためだけに今から大学に行くことを決意する。しかし外は台風の強い雨。車で行くことも考える。こんな朝も遅くに出かけたって研究室に一番近い駐車場にはスペースあるわけないのだけど、コマンド+Sを押すだけだったら、一瞬だけ脇において作業することもできるんじゃないか、と。が、待てよ。確か今日は学生の健康診断で駐車場閉鎖されてるんじゃなかったか?うーん、まあこの時間帯なら電車も空いているし、雨さえ気にしなきゃ電車で行くほうが良いか、とそう言う決断になる。で、案の定足下びちょびちょになりながら、途中天一でお昼食べたりして研究室に。コマンド+S、と。ああ虚しい。虚しいので、ついつい他の雑用もしちゃって必要もないのに30分も研究室にい続けたよ。いかんこんなことしてちゃ、と思い帰ろうとバス停に向かうと、今は大学に来る学生も少ないのでバスが減便していて、次の便が来るのが45分後とかいうじゃん。待ってられるか!ということで、雨の中また歩いて駅まで。しょぼぬれる。で、ウチに帰ってきて、やー、今度はちゃんと同期されてるよ。ということで、改訂に取り組むのだけど、コマンド+Sのために半日近くも潰したダメージは大きく、終わらんかった。。。しゃーない明日こそ投稿しよう。いや、それにしても、コロナ禍の間、仕事場を完全に自宅にシフトさせているもので、たまに大学で研究周りの仕事をしちゃうとそれを自宅に戻すための作業手順をミスっちゃうようになったんだな。なんか上手いこといかんな。

尊師

会議。いやなぜ今年私が学部長にさせられたのかというと、実は理由はわかっていて、全学と学部との利害が対立する案件についてデフェンドする役割だったのである。多分。私、空気とか読まない原理主義者だし、家族と人類全体の間にあるすべての中間社会に対する帰属意識を持たないタイプなので会議の場で周りを困らせる事言って疎まれることなんて1ミリも気にしないし、守備型人格だから一応自分の領域だといえる学部の利害が侵害されることについてはちゃんと反応するし、自分から手は出さないけど反撃は激烈に行うタイプなので、まあこの役回りには向いている。で、本来ならこの半年、そのための作業を行わなければならなかったところだけれども、のっけの幸いでコロナだ。この混乱に乗じて様子見てやれと思ってのらくらしていたらば、予想もしていないところから力がかかってきた。が、こちらは年季のはいった守備型人格だ。その力にちょっとだけこちらの力を添えて向きを変えしかるべきところにぶつけ反動を利用して跳ね返してみた。そして今日。5分ほどチラッと会議で説明して、当面の危機は回避された模様。最小の労力で乗り切ったんじゃないか。他所の様子を見ていると会議を何度も積み重ね合意形成の努力をし何枚ものペーパーを積み重ねている様子のところ申し訳ないくらいだ。しかし、まあ真面目な話、私は思うけど、見かけをいくら繕ってもダメで、中身の充実に注力するしかないのよ。そう言う意味で、私のやっていることは別に間違ってないのよ。ほほほほほ。

勝手知ったる

今日は大学に行かなきゃいけないのだけど朝起きたら天気よさげなので出かける前に畑に寄ってニンニクの植え付け。ヨメサンに手伝ってもらって10分で50個ほど植える。で、ヨメサンがサツマイモ掘ってみると、結構もう出来上がっているので、来週には全部掘っちゃうかな、って感じ。っていうことで機嫌よく出かけて、途中ちょっと授業の準備にと思って買い物したけど無駄足だった。まあいいや。会議一つして帰ってくる。すると暗くなってからヨメサンが帰ってきて、何だかわからないけど大変機嫌が悪い。何だかわからないと書いたが、ヨメサンのいうところによると、傍聴していた町の会議が余りにグダグダで腹が立って仕方がないらしい。で、これは八つ当たりが大変に懸念される状況であって、私的には持てる知力の限りを尽くしてヨメサンをわらかすよう頑張る。8割ほど成功したようで、ごろごろしてるときにお腹踏んづけられる以外の被害は回避できた。

収穫間近

ウチの田んぼだが、ウンカ危機はあったもののその後枯れは拡がらず、結構稲が実ってきた。で、次の土日に刈ろうかという話をしていたところ、早めに一部刈ってはさかけ用の台を立てたほうが良かろうということになり、今週明日から雨が続くという予報だったので、今日の午前中に急きょ人を集めて刈ることに。業務時間帯だが、農作業経験は広い意味で私の見識を拡げるのであって、仕事の一環といっても良かろうということで。つう事でザクザクと刈って藁で束ねていく。20平米くらい刈って、地主さんに指導してもらいながら(っていうか8割やってもらって)はさかけ用の稲木を立てる。竹の棒を組んだだけでがっちりしたものが出来上がるんだな感心するわ。私もこういうのをさっと建てられる技量を身に付けたい。で、どんどん載せて都合4人で2時間ほどでできた。後は週末晴れたら本番だが、天気はどうか。

本能に合わない

自宅で引き続き自分の原稿のリバイス作業。そんな中、先週立ち往生した件について、某氏とちょっと相談しておいた方が良いかなと思って、メールを投げて時間をあわせてZoomで少しお話。ああ面倒くさいなこの手順。もしこれが自分が研究室にいたら、こんな相談はちょっと歩いて先方の部屋をノックすればすむことなのに、なんでメールして返事を待ってZoom立ち上げて向こうも接続してくるのを待ってみたいな手間がかかるんだよ!って思っちゃう。いやもちろんこの文句は不当であって、じゃあそれを回避するために毎日研究室に出ていろよと言われたらそんなことは絶対やりたくないわけで、ということはトータルで見たら確実に今の状態は楽になってるはずなんだが、それでも面倒くさい、って思っちゃうんだよな。不思議。で、オンラインでも思いついたときにふっと話しかけられんかな、と思って、それ電話じゃんと言うことに気がつく。また私が電話キライなんだよ。ということで、本質的な問題は、私がこういう調整をしなきゃならないポジションにいることだ、と言うことに落ち着く。あーあ。

未来へ逆回転

この時期の畑といえばニンニクだ。オッサンだからニンニクたくさん作るのよ。ということで、一昨日イモの植わっているところを1部抜いて腐葉土をまき、昨日種ニンニクをたくさん買い込んできて、今日はかきがら石灰を入れて畝立てをする。ちょっと準備が遅れていて、本来なら今日くらいに植え付けをしたいところなのだけど、さすがに昨日腐葉土を入れて今日というのもどうかと思ったので自重する。来週のどこかで植えよう。で、代わりに夜シネコンに行ってみる。代わりにも何にもなっていない。っていうか今年はほとんど映画館にはいってなくて、8月にミニシアターにはいったものの、シネコンに最後に行ったのは3月だったわけで7ヶ月行ってないのよ。で、どうも映画館での感染というのは聞かないし、このまま冬に突入したらまた外に出られない事態になるかもしれないわけで、よし今日行ってやる、と思ったわけ。で「テネット」。インテリの007、という話。トップ・シークレット!という話でもある。いやー、噂にたがわず難しい話で、正直良くわからないところも多かったのだけど、だけどこの作品がすごいことはわかる。いやこれすごい作品だよ。久しぶりに行ったシネコンで評価が甘くなってるのじゃないと思う。私、やっぱり映画には新規性を求めている部分があって、このテネットには新しさがあるよね。あと、世界の命運を賭けた話なんだけど、一方で極めて個人的なドラマの解決を巡る話でもあって、まあそういうのって鑑賞中にいろいろ考えられて楽しいよね。