海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

奇遇

大阪の学会のために、少し早いが今日から関西入り。で、中央線で空港に向かっていると、学生時代のサークルの先輩で今は某新聞社の科学部にいるK田さんとばったり出会う。数えてみたら17年?ぶりだ。美の進化というテーマで記事を書くという話で、昨日T大のH谷川さんと会っていたというので、それなら旧H高研のKさんの方が、という話をする。

それはともかく、実はちょうど二日前にサークルのOBの飲み会が開かれていて、K田さんも参加されるということで、私も参加しようかどうしようか迷って結局見送ったのである。で、K田さんは飲み会で私が東京にきている話を聞いたところらしく、まあ世の中は偶然でできていることであるなあ、という話。

シンガポールのLiさんの論文を読む。コガネグモの一種の対捕食者行動の話。いろいろな行動レパートリーがあるのだが、幼体と成体でその頻度が違い、それをかくれ帯の形と関係づける論文。そういえば、私がメインで扱うギンメッキゴミグモでも同じようなことが起こっているような印象がある。ちょっと調べてみようかしら。