海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

来年の私に

今日の講義は少人数のクラスなので、電車で20分ほどの雑木林で生き物を観察しに出かけた。帰りの時間を考えると現地で動けるのは40分程しかないのだが、それでもヤマナメクジとかトゲヒゲトラカミキリとか鳥に片翅やられたアカシジミとか、結構色々なものが見えたのだけれど、学生たちの反応極めて悪し。説明をほとんど聞いてもらえない。野外で生き物を見せるのは強力な訴求力があるんだと思っていたけど、さすがに全く興味の無い人には効果無しか。私は自分がこんな人間だし、以前にいた大学では学生は概ね生き物が好きだったし、去年のこの授業でも学生さんたちは喜んでいたから、てっきりこの手の時間を作れば誰にでも受けると思っていたが、それは甘かったと言うことだな。来年からは学生の志向性を見極めてから連れていくかどうか判断しなくちゃいけない。来年の私よ、この時期にはちゃんと思い出して日記を見直すのだぞ。

午後も色々あって今日は映画の日なのに何も見に行けない。


ノーネクタイ、霞ヶ関はまだら模様 クールビズ始まる
クールビズという語感にはちょっと気持ちの悪さを感じるのだけど、でも日本のような暑い国で夏にスーツ姿をするというのは全くもって非合理的なわけで、期待をこめて今回の動きが定着することを望むよ。この期に及んで「スーツでないと失礼にあたる」とか言う御仁は、どうぞ冷房を全て切ってからスーツを着てください。