海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ドタキャン

「エコロジストのための経済学」
なんか最近本ばっかり読んでるなあ。この本は環境問題を経済学的に解題しようという。で、この本はそういう事について、経済音痴である(と筆者がみなす)エコロジストに教えてやろうと言うもの。で、中身はというと、教養レベルの経済学概論という感じであった。まあエコロジストもなめられたものである。それから筆者は自然サイドに立つ人間に反感があるのか、巷間言われている事どもについて色々いちゃもんをつけているのだけど、それがロンボルグの引用一辺倒と、なんだかなあ感もある。とはいえ、環境問題が極めて経済問題であるという点については全く同意で、私有と共有のずれが本質であるというのもその通りではある。

今日は月曜の敵を討ってU丸さんと原稿作り。それから、原稿読みも片づけて報告を送った。特急仕上げのはずが4日もかかってしまったのが不覚。で、ほかってあるMぺさんとの共著原稿を一年ぶりに引っ張り出してきて読んでみたら、なんかもうこのままでも良いかと言う気に少しなる。普通熟成して読み返した時ってのは、また一から書き直したくなるものだけど、今回はいったいどうしたことか。

夕方は、ブラジル帰りのK山さんと久々に飲む予定だったのだけど、昼にインフルエンザで倒れたとの連絡がありドタキャンされる。残念だけど、私的には危機一髪だったとも言える。

エコロジストのための経済学

エコロジストのための経済学