海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

新潟へ

今日から学会。とりあえず移動なのだが、時間があまるので「ブロークバック・マウンテン」。シリアナ、という話(→もうええっちゅうねん)。静かで良い映画である事は間違いない。

で途中、本当にトンネルを抜けたら雪国でビックリしたりしながら新潟へ。新潟県に入ったのはこれが初めてではないのだけど、いつもは長野県から糸魚川に抜けるだけだったり妙高に行ったりだったりするので、中心部は初めて。あれ?ついこないだも似たような事を書いたような。。

学会では「博物館の生態学」という自由集会に出てみた。教養担当の教員としての私は、専門家ではない一般の人に生態学の面白さを伝えるのが仕事なわけで、そういう意味で博物館の仕事と重なる部分があるからね。ただ、違うところももちろんある。私の仕事は伝える相手がみな学生という事で、その属性は比較的均質といえるが、一方で単位が欲しいだけという人もたくさんいる。博物館に来る人は、基本的に皆学びに関して意欲的であるというやりやすさがあるけれども、年齢的にもバックグラウンドの知識的にも属性が様々であるのはやりにくいところだろう。そんな事を考えれば、スケーラビリティーというか、色んな要素を突っ込んで、どんな人でも何かしらひっかかるところがあるようなやり方ができると良いのかなあと思ったりした。それはともかく、いろんな展示の仕掛けを考えるのは面白そうだ。私のゼミでももし意欲的な学生が集まれば、考えさせてみてもよいかも。

ところで筆記用具を持ってなかったので、アンケート書きませんでした。ごめんなさい。

自由集会が終わってMぺさんとタクシーに乗って「美味しい魚を食べれるところへ連れてって」。連れて行かれたところは、のどぐろの煮付けが絶品だった。