海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

日曜もお勉強

種生物学会のシンポジウムに出かける。認知生態学ネタと言われてはスルーするわけにはいかない。行動学会で主催のM野さんにお誘いも受けたし。場所はまさかの八王子セミナーハウス。朝まで学生のお守りをする場だとばっかり思っていたので、研究の話を聴けるとはなんだか変な感じ。

で、認知生態学とは、講演でもあったけれども、動物のこころがどんなものか知りたいというものであって、それは言ってみれば行動学の本筋の本筋であるはず。なのでこういうシンポが開かれるのは、大いに歓迎すべき事と言える(行動学会じゃなくて種生物学会で開かれたと言うのはともかくとして)。

でも待てよ、一体どういう条件が満たされれば、こころがわかったといえるのだろうかしら。この点、総合討論の際のコメンテーターの言と関わりがあるように思える。私の場合は目に見える現象を説明する際の次元が、目に見えないものに基づくルールを想定する事で小さくなる時、そのルールをしてこころとみなしているような気がする。認知ってのは、その次元を小さくする事に関わるんじゃないかしらね。

それはともかく、私は学会とかであんまり質問するタイプじゃないのだけど、今日に限っては興味深い話満載で、恥じらいもなく色々質問してしまったわけだ。刺激的なシンポをありがとうございました>関係者の皆様

どうでもいいけど、会場からは車で5分ほどのところに天下一品があって、当然お昼はそこで食べるつもり。昼休みに入って、そんな私にうっかり声をかけてしまったT橋さんを拉致して食べに行く。おつきあいどうもでした>T橋さん。

そうだそうだ、バンブルビーだった。