海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

遠くへ行きたい

生態学会でシンポジウムや集会の比重が大きくなったのは一体いつごろからだったろうか。私の場合、この方式だと自分の興味に合うシンポがほとんどないので、なんか食い足りない思いをずっと続けているのだけど、今日の認知進化生態の話はもう直球どストライクであって、むっちゃ楽しめて聞けたのね。それにしても、どうして水の生きものだけなんだろう?と思っていたら、研究費とのかねあいだったのね。なるほど。で、夕方の最後のスロットでは、自分が関わる委員会主催の集会。集会キライなのにねオレってば。コロナ禍での教育の話。で、趣旨説明をするお役目なので、10分ほど、この一年の文科の通達など紹介しながら流れをお話。学部長の経験。転んでもただでは起きない、というやつ。こういう話をするのでよかったのかどうかはわからんけど。っていうか、自分的には、特に話したいと思っているわけでもない話をお役目でするのは気が重かったというのは内緒だ。ということで、お役目が終わった残りの一時間半ほどは放心してひたすら聞き役。集会運営用の裏LINEで少し発言しただけ。つうことで、生態学会も終わり。まあなんか、オンラインになったおかげで参加できた感は強いな。もしそうでなかったら、会議で少なくとも二日間は出張できなかったはずで、残り3日のうち一日は総会と受賞講演の日だからオレには関係ないわけでな。来年はハイブリッドにするかもという話が聞こえてくるけど、大学のハイブリッド授業だと大多数の学生が家から受講するのを選ぶように、学会もほとんど誰も現地に行かないことになるんじゃないかな、と思うのよ。