海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

私のための日

穏やかな秋晴れ。今日は幼稚園の園庭を一部開墾して来年用に芋畑を作るので、お父さんのボランティアを募るということ。そりゃ私も参加しないわけにはいかないではないですか。長崎時代のマイ備中鍬を持ち出していそいそ出かける。で、着いてみると副園長先生が「そういえば腐葉土も作りたくて落葉を集めているの」と。それはすなわちmake my dayということですか?そうなんですか副園長先生!

というわけで、そこここに転がっているベニヤ板と角材を使って簡単な堆肥枠を作って落葉を積み込んでみた。後から聞くと、園長先生がヨメサンにこっそり「あんたのダンナは何者だ?」と尋ねていたらしい。そりゃそうだわな。

作業も終わって、これも園庭の柿の木に実がどっさりなっていて、「お土産に採っていってくださいね」と。高いところになる柿の実は、長い竹の先を二つに割った物を使って、枝ごと折り取るのである。私は実家に柿の木があったのでひょいひょい採れたが、初体験の他のお父さんたちは悪戦苦闘していた。ということで、何事も芸の肥やしの秋の一日である事だ。