「虫を食べる文化誌」を読んだ。人と虫との関わりを文化的な面から書いたエッセイ集。いろいろなトピックを集めた章、昆虫食についての章、釣り餌昆虫についての章の3章からなっていて、タイトルから想像される内容とは若干違う部分もある。まあそれはともかくとして、私も食べたくなった。世界昆虫食べ歩きというのは楽しそうだ。ところで大きな虫を食べた後のフンだと、脚とか残ってたりするのだろうか?
全然関係ない話だが、この本を読んでいると上の子が「むしをたべるひと?」と聞いてきた。違うよ、と答えて、ハテ?何でタイトルを知っているのだ?と思ったら、彼は「虫」とひらがなはもう読めるわけで、「を」と「べる」から「食」の読み方を補完したようだ。そう言われれば、漢字の読み方はこうやって覚えるものだった。
- 作者: 梅谷献二
- 出版社/メーカー: 創森社
- 発売日: 2004/09
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (11件) を見る