海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

主夫の一日

のべ4日間子供の面倒をみると言っても初日は朝はヨメサンがいて、二日目はほぼ妹に預け、明日にはヨメサンが帰ってくるわけで、完全に一日私が主夫業を担うのは、今日だけ。というわけで、朝ご飯と子供のお弁当用にチャーハンを作り、幼稚園までお見送り。今日は幼稚園で月に一度の未就園児の遊ばせ会があるので、そのままぶーちんと参加。副園長先生と今年の落葉堆肥の相談しつつ工作したりお遊戯したり。11時半に帰ってきて、ぶーちんにトーストとリンゴ、私は朝の残りのご飯で昼食。ここで少し論文を書く時間を見つける。13時半に幼稚園のお迎え。仲の良い奥さんに「今日はお母さんは?」と聞かれ「実家に。ボクがあんまりケチなもんで愛想をつかされて」と答えてみたら、悶絶クラスのウケを取る。ヨメサンの日頃の言動が知れる。で、道草しながら14時過ぎに帰ってくる。子供たちはお友達のウチに行くと言うので、これ幸いと夕食の買い物。15時半に子供が帰ってきたので絵本を読んでやる。洗濯物を取り込み、ヨメサンをビデオチャットに呼び出し、子供らの気をそらせているうちに晩ご飯の準備。途中でマヨネーズが無い事が判明して補充に出かけ、17時過ぎからお風呂。洗濯機を回してから18時に晩ご飯。蒸し鳥とカボチャのマヨネーズ和えとカブと厚揚げの煮物、ニンジンのグラッセ。取り合わせがメチャクチャなのは目をつぶる(しかし世の主婦方の日記とか読んでいると、しばしば晩ご飯に何を作ったか書いているのにでくわすけれど、その気持ちはわかるね)。そして19時半に床につき、絵本を読んで寝かしつけ。そのままこちらも沈没して、22時半に目が覚め、洗濯物を干し、明日のご飯の下ごしらえをして終わり。

こうして書きだしてみると忙しそうに思えるけれども、実感としては実にゆったりしていて、子供中心だけど論文書くこともできる一日はとても豊か。家事もすべて何らかの直近の必要性を伴うものだからやっていて達成感があって、先の見えない研究や何のためにしているのかわからない一部の業務をやっているより(少なくとも短期的には)精神衛生によろしい。私にはこういう生活への適性があると思う。