海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

追いつめられて

ほらだからいわんこっちゃない。

さて、私の通勤路には今や廃止された踏み切りがある。そこを越える通りには、踏み切りのすぐ近くで小道が合流していて、そこでは、小道から右折すると踏み切り方面なのだけれど、自動車は左折しかできない規制がかかっている。そんな今日の帰り道、その踏み切りにさしかかると、小道から車が出てきて禁じられた右折を行うじゃないか。そしたらそこには間の悪い事に自転車に乗った警官がいた。警官は曲がってきた車に「止りなさい」と叫んだのだけど、車は警官を無視して走り去るじゃないか。慌てて追う警官である。

さて、普通は自転車が車を追っかけてもかなわないのであって、件の車の運転手もとっさにそう判断して走り去ろうとしたのだと思われる。けれども、残念なことにこの通りは北側を中央線、南側を多摩川が作った河岸段丘の崖で遮られていて、左右に逃げようがない。そして唯一の出口である、少し行ったところにある大通りとの交差点はいつも渋滞していて必ず信号に引っかかるところなのだ。さらに交差点の向こう角には警察署まであると言う。

という事で、あの運転手はきっと今夜自分の軽率な判断を悔やんでいるに違いない。