「街場のメディア論」を読んだ。弱者メソッドによりかかった定型性の問題が前半に書いてあって、後半は贈与論が書いてある。これはこの著者お得意のネタだ。それはともかく、本書は講義録という事だけど、この本の内容だけで半期分を埋められるものなのかしらん?と思った。ひょっとして回数が少ない?それとも一回分で話す時間が短いのかしらん?と。すると、夜に教育テレビで「ハーバード白熱教室」をやっていて、初めて見てみたら(三周ほど周回遅れなのは気にしない)、お話一単位が20分強しかないのな。こういうのを見ると、一コマ90分x14回びっちり喋るのにヒーフー言っている私の講義のあり様に、深い疑問が立ち上がってくるのであるよ。っていうか、90分って長いよね。聞く方だって集中力が続かないわな。
どうでもいいけど、2010年の元旦の日記も内田樹の本の事を書いている。進歩がない>オレ。
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/08/17
- メディア: 新書
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