海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

敗戦処理

朝起きて、熱は少し下ったもののまだ平熱よりビミョーに高く頭もボーッとするのだけど、さすがにいつまでも休んでいられないと思って頑張って研究室に。卒論の実験が終わったら片づけておいてくださいと言っておいた実験装置がそのまま放置されているのに頭を抱え、仕方がないので重い体で元の収納場所に片づける。乏しい体力を消耗するものの、この機械も10年ぶりくらいに日の目を浴びて嬉しかったろうなあともちょっと思う。で、ほぼ二週間ぶりに出てきたわけで、色々滞っていた学会仕事を片づけていると、やるべき期日を勘違いしていて、本来休み前にやっておかなくてはいけなかった仕事がある事に気がついて顔面蒼白になる。しかしやはり頭はボーッとするもので、次にやらなきゃならない事は半分ほど処理して止っていた1400枚弱の写真からのデータ起こしなのだけど、その気力がわかずに今日届いたエコゲノミクスの本をチラチラ見る。そんなうちに電話がかかってきて、宇宙から電波を降らせる件の打ち合わせで木曜に東京日帰りの予定だったのが延期になる。ちょっと体力的にしんどいなと思っていたのでありがたい。おかげで少し気分が良くなってこの勢いに任せて帰ろうかと身支度をしていると手袋が片方ない。私は気が乗らない事に関してはミス続発の粗忽者だけど、身の回りの事に関しては失敗をほとんどしない人なのに、こんな痛恨の事態になるとはやはり頭がボーッとしている時に外に出てはいけないのだろうかとかなり落ち込む。だけど、帰ってきたら体調がだいぶんと回復していた。さすがにもう大丈夫っぽい。