海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

避暑

今日からお休みをもらって、夏の家族旅行。今年はヨメサンが忙しく、かつ子供の夏休みも短くなったので、スケジュール取りに苦労して、一泊二日のみで近場に行く事に。で、今日は美山町でキャニオニング体験だ。泳ぎの苦手な私的には、ヨメサンのプッシュが無かったら絶対やらなかったような活動だな。しかし、この非人間的な暑さを考えると、清流の冷たい水に浸かってるのは悪くなかろうもん。ということで、現地集合9時半のところ7時40分に出発。こんな時間にインターに向かうのは初めてで、まだお盆休み前の通勤渋滞に嵌りそうになり、慌てて抜け道を使うものの、ここで15分ロス。結構焦るものの、あとは順調で1時間20分ほどで到着。平日だから人少ないかなと思っていたけど、同行のお客さんが他に2グループいて、ガイドさん2人に対して10人の構成。で、ウェットスーツに沢靴、ライフジャケットにヘルメットを着こむと美山とはいえ暑いのなんの。ウェットスーツは着にくいし、早速へこたれてダダコネに入るぶーちん。もう8歳なんだからもう少し己に克ってください。とはいえ、親的にはこういう状況は慣れたもので、ガイドさんにウェットスーツを着る手伝いをしてもらうと、さすがにダダコネは影を潜めるので、まあ甘えたをしているのであるよ。で、ともかくも出発して数百メートル歩いて川へドボン。これで暑さは吹き飛んで、しばらく山道を登るのだな。多種のキノコが出ていて解説聞きながら、こちらは、あトゲグモがいるとか、ヨメサンとしゃべっていると、その筋の人であることをガイドさんに見破られる。最初っから大学教員っぽいと思っていたとのこと。しばらく行ってからロープを使いながら由良川に降りて、しばらく川をさかのぼり、支流の一つに入って沢登り。いくつか登ったところで、ガイドさんの用意してくれたお昼ご飯。ボンベ持参でスープをササッと作ってくれて、沢で体も冷えているしありがたかったのよ。ノンアルコールビールも振舞われて、ノンアルコールで初めて美味いと思いました。昼食後は5メートル程の滝を命綱つきで登る。全員無事登って懸垂下降で降りるのだけど、このロープに全体重を任せる感覚って愉しいですな。で、ウチは帰りの時間がタイトだったので、滝を下ったところで本隊と別れてガイドのマイマイさんと先に帰る事に。下りは陸地を通るのだけど、なんか上の子にヒルがつきまくる。見つけてとっても三歩歩けば新しいヒルが現れるレベル。なんか誘引する匂いでも出てるんだろうか。。ともかくも少し歩いて由良川に出て、あとはプカプカ浮いて流されて出発地に向かう。途中飛び込みポイントがあって、近所の川で飛び込み慣れてるウチの子がひょいって飛ぶので、オレも、と登って見たら怖いのなんのって。オレ、高いところ苦手だった。。。しかし、1度登ると降りる方が難しそうだし、帰りの時間は迫っているし、子供の手前情けないところは見せられないし、ガイドさんは1,2,とか数えてるし。冷静に考えて、跳んだって何の良いことがあるわけでなし、水の中何があるか判らないんだし、そもそも怖いし、理性的にはここで跳ぶべき理由は一ミリも無いはずなのだけど、状況と社会的圧力があれば、人は簡単に理性的判断に背けるものなのね。つまり、ガイドさんの3!の声と共に跳んでたんだな。いや跳んだと思ったらもう着水しててわけがわからなかったのだけど、結構沈むのね。もう一回やれって言われたら、、、どうしようかな。ということで、時間はタイトだったものの一通りこなして、16時に上がったら、ウェットスーツ防護のために上に着ていた短パンの下にヒルが三匹着いていた。そしてマイマイさんにお別れして北へ。今日は日本海まで出て夕日ヶ浦温泉に泊まる。宿についたのは18時過ぎ。なんか太ももがパンパンになるなか大量の晩ご飯を食べ、ビール飲んで寝る。