授業で里山の話をしたりするわけだけれど、近頃はライフスタイルの変化のせいで里山が荒れてきているなんて流れにするのが定番だ。で、昔のライフスタイルと言えば、落ち葉かいてきて堆肥作ったり、煮炊き用の薪集めてきたり、タケノコとか取って食べたりとか、そんな風に周囲の環境を利用してたんですねえ、とか言う。ってか、これって全部自分でやってることじゃないかと喋りながら気付いて（っていうか、これまで気がついてないオレも間抜けとしか言いようがない）、「私なんてねえ、」と散々に自慢してしまった。自慢するのが仕事なんて、大学教員はなんて役得なことでしょう。だけど、この話が自慢として受け取ってもらえたかは定かでは無い。
