海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

撤退戦略

一週間ぶりにギンメッキの交尾実験ができるわけだが、近ごろオスの供給が細ってきて、先週大量に採ったのは長崎に行ってしまったので、手元に残っているのはわずか3個体。で、朝見たら、そのうち一個体がお空に召されていた。残る2個体も元気がなくって、そのうち一個体はもう一月も飼われているのだから当たり前ではあるのだけど。ともかく、太ったメスの網にオスを入れてやると大変に動きが鈍く、一方メスは強烈に攻撃的で、あっという間にオスをペロリ。そして最後の一匹も同じく食べられる。うーストックが底をついた。ということで昼前からオスを求めて竹林に。オスは大概メスの網の上にいるのを見つけるのだけど、今は春先に出現した第一世代がそろそろ終わりの時期で、メスも見つけにくくなっているところ、ましてオスにおいてをや。7km歩いてやっと2個体を見つける。いったん帰ってきてお昼を食べ、午後から今度は車で出かけ、2時間ほどかけて更に3個体。とりあえずこれでしばらくは実験できそうだけれど、いつまで続けられるだろうか。