海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ちゃんぽん訪ねて三千里

今日は自分の発表が朝に。考えてみれば行動学会で初めてのビデオ発表。やはり自分でとったデータを元に喋るのはやりやすく、ご自慢のネタでもあり、悠々と喋れた自覚がある。質問もたくさんもらえて、その後も1日いろんな人に話題にしてもらえて、大成功だったと自画自賛。どうでもいいが会場でMぺさんに会ったら「君の家族と会ったよ」だって。ウチの人たちの今日はレンタカー借りて島原半島を回るのだけど、レンタカー屋に向かう電車で一緒になったそうだ。長崎はコンパクトな街だから。そしてポスターの前半を見る。ここ10年ほどほとんどの年で、学会初日は会議なので、ポスターを見るのは2日目からなのが通例。それが今年はその2日目の朝に自分の発表が入ったから、ポスターを見るのはビデオ発表を途中で抜けてもたったの2時間だという。駆け足で見て回る。角度モーメントで自分の殻の大きさを知るヤドカリの話とか、餌が消失すると周囲を探すコウモリの話とか面白かった。お昼休み、Y田さんとMぺさん、へびMさんの三人で「せっかくだから学食ってのもねえ」と外に食べに出る。元地元民の実力見せてくれんと思ったものの、考えてみれば長大の近くでご飯食べたことない。うーん、と、住吉まで行けばなんとかなるんじゃないかと歩き出す。電停一つ二つだから、と言ってみたけど実際は三つだったのでMぺさんの信頼を失うものの、ともかくもちゃんぽんを出す店を見つけることができてホッとする。Y田さんがちゃんぽんのボリュームに驚くので、坂の町の消費カロリーに合わせて一食が巨大化しているのだとの私お気に入りの仮説を披露する。満足して会場に戻り、後半のポスターへ。魚の逃避角度が二極化するという理論研究がムッチャ面白かった。ビデオ発表を見て、総会などを経て懇親会。どうも昨日家族が私の発表を見にきてたのは多くの人にばれていた様子。また、披露したビデオの真のテーマが薪ストーブ自慢であることをS原さんに見破られる。さすがは隠し事マスターである。そして二次会に思案橋の魚たつ。ピンときて、ホテルに戻り家族も呼び出す。生カラスミとウチワエビ、美味美味。魚たつの夜は初めてだけど、なかなか良いじゃないか。また来よう。