海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

人の縁

原稿を書いていると、出身研究室の後輩で野生動物写真家のAッキーから、京都にきているのでお昼でもどうですか?との連絡。いそいそ出かけて近況報告と情報交換。大きくは同じ分野で活動しているけど、具体的にやっていることが全然違う友人の話を聞くのは面白く、機会があったら私の大学で講義してもらうのも良いかもなあ、という。当時同じ研究室にいた人で私のように大学にい続けている人は少数派で、関連分野で活躍している人が多数派だ。動物学教室の大学院なんていう極楽トンボ的なところでも、ちゃんと職業に結びつく何かがあるわけですよ。いや知らんけど。

夜は、住んでいる町の農地保全のための勉強会。政治・行政の話が中心だ。そしたらウチの市民農園の隣の区画を耕している若い人たちが来られていた。これまで世間話しかしたことがなかったけど、何か持ってる人だなあ、という直感があったので、勉強会が終わったあとにどこかお店で話を続けましょうという機会に何を置いても参加。具体的には子供二人をウチに置いておいた。という事で24時まで地権者じゃない市民が何をできるのかについて話をしたのだけど、この若い人たちが大変面白く、若い世代で町を手触りのあるものにするためのネットワークをすでに作って動いていることに感銘を受ける。農作業ってのも手触りのある街の一要素だねー、という位置づけでしょうか。という事で、月一くらいで勉強会とか続けましょうと、盛り上がって帰ってきた。