海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

奴隷商人の憂鬱

今日は朝から鬱である。ここ十数年ずっと忌避してきた高校訪問に行かざるを得ない状況に追い込まれてしまったのだ。最後まで抵抗する手もあったかと思うけれども、それには正面突破が必要で、当方はそこから食らう被害などへでもないが、想定されるコラテラルダメージを考えると、今回は引いておいてダメージコントロールに徹する方がまだマシと判断するが故の苦渋の選択である。あーヤダヤダ。だいたい、高校訪問ってのはどこをどうとっても無駄以外の何者でもなく、相手方にとっても貴重な時間を取られる迷惑極まりないもの。広報がしたいならもっと良い方法はいくらでもあるのにさ。まあいい。今日は大阪市内を三つ回る。本当は四つなんだけど、一つ連絡したら担当の人につながらず、こちらの事務は別に行かんでもいいっていうから、ダメージコントロールモードでもあり、再度連絡することもなく、もういいやってね。最初は9時長居。適当に喋るけど、案の定先方はお愛想で聞いてくれているけど明らかにこちらに興味がない。早く終わらないかなあという態度アリアリだ。だいたい大阪の高校で、こちらの大学を知らないところなんてないわけで、相手の知ってることを説明しているこの徒労感よ。つうことでダメコンでもあり早々に辞去する。で、次の阿倍野まで2時間ほど時間に空きが。いやこんなこともあろうかとI田さんに連絡しておおたのだ。大阪市博に行って、前からバグってるmomo-pのスクリプトのフィックスをする。転んでもタダでは起きんよ。ということで検査して問題点を発見。直してテストして完了。そう。今日のオレはこのために来たんだよ、と自分に思い込ませる。ついでにI田さんにこの状況について盛大にグチり、地に落ちた士気を少し回復させる。で、12時に阿倍野。ここも同じくはよ帰れって感じだったので、これ幸いとすぐ終わらせる。ダメコンやし。いやしかし、大昔の一時期阿倍野には通ったことがあったなあ、と、懐かしく思い出す。で、次は14時半玉造なので移動してお昼。空き時間には原稿の推敲。そういえば玉造は高校受験で滑り止めに受けたところがあったなあ。ここに来たのはあれ以来か。真田丸の地でもあるわけだ。で、3箇所目は、ちょっとだけ大学のモラトリアム機能について話が盛り上がる。でもダメコンなのでやっぱりすぐ終わり。どうでもいいけど、高校の先生たちって生徒のことを「こどもたち」って呼ぶのね。私的には違和感ある。ということで、ヘトヘトになって帰ってくる。また今日が蒸し暑くって辛かったのよ。で、最寄り駅の本屋に立ち寄る。ここは面白いところで、お店の一角でちょくちょくイベントをやっていて、来月私も子供向け本の関連でお話し会をすることになったのでその打ち合わせ。のんびり1時間ほどいろんな話をさせてもらって再び士気回復。