海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

九死に一生

目が覚めたら、ぶーちんはそんなにしんどくないという。どうする?と聞いたらば、滑るというので、まあのんびり行きゃいいやとゲレンデに。本調子じゃないぶーちんを慮って緩斜面を何本か滑ってからハンの木に上がり、中盤の急斜面に差し掛かる私、左ターン1回目。ん?なんか視界の右隅に白じゃない色が見えた気がする。2回目の左ターン、うん、やっぱり何か見えるぞ。3ターン目、げげげげ!あれは誰も乗ってないスノーボードやんか!!ということで、私の右後方を流れたボードが追走しているらしい。やべっ、と慌てて止まると、ボードは私の右をかすめて落ちていき、左にあった斜面に乗り上げて向きを変えて、だいぶ緩やかになったゲレンデを今度は右に横切って行く。あぶなーい、と周囲の人に大声で呼びかける私。ボードはそのまま分岐点を右に行っちゃった。どうなったんだろうか。いやそれはともかく急斜面でスピードも出てたし、あそこでボードがこちらの脚にでも当たってたら大転倒は必至。マジ危なかったよ。ってかボードのことはよく知らないけど、流れどめとかどうなってるのよ?とか言ってたら次のリフトでぶーちんがカモシカ発見!白馬小谷でカモシカに会うの3年ぶりだなあ。つうことで嬉しくなってバーガーキングで早めのお昼。午後は、またなんかぶーちんが失速して休憩したあと3時に上がる。大丈夫かいな。ともかく、雪も猛烈に降ってくるので流石の私もコーヒー飲みに休んだりしながら、やっぱり丸山が止まるまで滑って34本。半日券の昨日が28なのになぜ1日滑って34なのかはわからない。ともかく2日で62本滑っているので、一本あたり92円である。この辺りのコスパの良さは高速リフトがほとんどである栂池の素晴らしさといえよう。つうことで、16時半過ぎに宿に上がり、来月末にも空いていることを確認してその場で二人分宿泊をお願いする。で、いつものコースでAコープでお買い物。しかしいつものお目当であるおやきもほうとうも今年から売っておらず、極上のキムチだけ確保することに。いやここのキムチマジで最高に美味いの。3パック確保。で、例によって白馬飯店で晩御飯食べ、例によって杏仁豆腐をサービスしてもらい、伝票は名前入り。ということで、18時20分に白馬発で大町越えたところでガソリンを入れるのだが、手元にある千円札は3枚。もっと大きなお札もあるけどセルフスタンドでお釣りもらうのは面倒だ。で、この3枚で入るガソリンはおよそ20リットル。これからほぼほぼ高速を走るのでリッター12kmくらいと見て240km。一方現在タンクに残っている燃料であと180kmは走れると車は言う。そしてここからウチまで380km強。残燃料で走れる距離に不確実性はあるけど、これなら行けるだろう、と3000円分だけ給油。そして豊科、もとい安曇野インターには19時20分着。結構早い。こうなると早く帰りたい気持ちがむくむくと湧いて来て、でも飛ばすとギリギリの燃料が底をつくかもしれん。実際、塩尻からみどり湖に向かう長い坂を登っている時には、車が述べる予想走行可能距離がウチまでの距離を下回る事もあって、あとは燃費計、自宅までの距離、予想到達時間、予想走行可能距離の4つと睨めっこしながらひた走る夜の高速。結局、23時10分に帰宅した時は、給油ランプはもちろんついていたものの、あと30kmは走れるとのことだったので、給油時の計算は概ねあっていたと言うね。