海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

豊かさの享受

最近は「AIによって仕事が失われる未来に備えて、AIのできないスキルを身に付けなければならない。そのために大学教育も変わらねばならない」みたいなことがよく言われる。だけど前から不思議に思っているのは、AIが発達すれば、私らは誰が行っても同じになるような意思決定から解放されるのであって、なら、これまで以上に仕事しなくても生きていけるようになるはずで、なんでそんな未来になってもこれまで通りに労働者として生きる前提を持たなきゃいけないのよ、ということ。いや、働かなくてもよい未来がこないというのであれば、それは社会の仕組みがおかしいのよ。だから、AIが発達した未来に備えるのであれば、社会の仕組みを変えていくための能力を身に付ける事ではないかと思うのね。つまり、良き労働者を育てましょうなんて、今の大学教育の目指す方向って、180度逆向きだと思うのね。どうなのそのへん。ということで、夜は密談がウチで行われる。私は少し離れて聞いていて、時々コメントをする係。