海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

それは誤解です

ウチの一番遠い畑は歩いて10分ほどのところにあって、先週収穫した早生のタマネギの後にトウモロコシを蒔くべく土作りに出かけると、隣の畑のおばちゃんが話しかけてくれる。いつもヨメサンがお世話になっているのでこないだ私の本を謹呈したのである。このおばちゃん「カラスの教科書」とか大好きな人なので私のもきっと気に入ってくれるだろうというね。そしたら「美しい文章でー」とか褒められた。私の書く文章に関しては読みやすさについては自負しているところなのだけど、美しいと言われたのは生まれて初めてで、嬉しいもんですな。そしておばちゃん「優しい人柄が良くでてたわー」とのこと。いやそれは、私が上手くネコかぶってるだけで、本当の私はひねくれて陰険で性悪なんですよ、とは言えなかったよ。ところで、我が家の玄関前とささやかな庭には芝が引いてあるのだけど、ここ何年か芝以外の雑草の繁茂が激しくて、草むしりは望むところなのだけど、心意気だけではどうにもならず、アカカタバミのランナーを堆積した芝の枯葉の底からほじくり出しても追いつかず、そもそも芝の生育が悪いもんだから、草をむしって裸地を作っても結局またアカカタバミが拡がるだけ、という悪循環。これは正攻法ではなく、芝が良く育つ環境を整えて彼らに圧倒してもらおうじゃないか、と考える。東洋医学みたいなもんだ。そもそも、なぜ肥料はちゃんとやっているのに最近芝が育たなくなったのか。ヨメサンによると、ローンスパイクというものがあるらしいじゃないか。それを靴に履いて芝生の上を歩くことで穴を開けていくらしい。調べてみると、そうして踏まれることで堅く締まった土に空気を入れることで生長を促すことになるのだそうな。つうことで、こないだローンパンチという、靴じゃないのだけど芝生に穴を開ける道具を買ってきて、グリグリと突き刺しては穴を開けている。確かに土は堅いわ。人が歩かない端のほうだとサクサク穴が空くのに、歩くところはガチガチ。これが穴開けで改善しますように。空いた穴は目土で埋めるのよ。