海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

反進歩

京都府の産学連携を推進する組織の人が私に会いに来られた。いや産学連携って、私、産業との関わりとか何もないんですけど、、、けど先方は私の本を読んでくれて面白いと思ってくれたらしく、それで会いたいといわれたら無下にもできないよなあ、と。じゃあ会ったらクモの生態の話でもすればいいのか、と思っていたら、やっぱり産学連携の可能性の話をされてじゃあ例えばクモ糸の応用は?みたいな方に進むんだけど、いやそれならもっと他に適任の方が、、、みたいに返さざるを得ないよね私としては。あと、今こちらの興味あるテーマを産業側から支援できないか?みたいな話にもなったんだけど、例えばギンメッキの交接の際の交尾器の細かな動きとか可視化できれば最高なんだけど、そういうのは難しいよねえ、ということになって、やっぱりイマイチしっくりこない。ということで、先方が何か講演会の企画をするときは協力しますから、みたいなことで落ち着いた。いやダメなんだってオレ、産業を発展させたいって微塵も思ってないしさ。むしろ、発展?なんのため?とか思ってるんだよ。