海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

オンデマンド講義の副作用

この時期は例年次年度の学生の配属決めがある。ここで決まると再来年に卒論をすることになるから大事な時期だ。で、今日が第1次希望提出の締め切りで、私のところはゼロ人だった。いやあ、まあそんな人気がある自覚は一ミリもないのだけれど、10年以上やってきて一次希望がゼロというのは初めてだ。一昨年みたいに18人とか受け入れたことを思えば少ない方がずっと良いのだけど、それにしてもゼロは予想していなかったので、予想しない事態には戸惑うものじゃないですか。で、なんでこうなってるのだろう?と考えてみるに、そうかオレの今は立ち講義が全部オンデマンドだから、学生からすると顔も知らない人になってるわけで、きっとそのせいに違いない、ということに気がつく。もしこれが正しいのなら、顔を見た事があるかどうかが卒論の選択基準になってる学生が多いってことか。私には微塵もない発想で、なるほどねえ、という感じだな。