海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

日天偉大なり

というわけで今日は彦根トークイベント。11時からなので10時10分に彦根駅に着く電車に乗る予定で、8時30分過ぎに出発すればいいやとタカを括っていたところ、フッとイヤな予感がして8時20分頃に電車の運行状況を調べてみると、遅れてるじゃん!やべえ、と、慌ててヨメサンに車で駅に送ってもらう。と、次に彦根までいく便は25分遅れだと出ている。げげげ、そして乗ろうと思っていた便は15分遅れだ。うわーこれ間に合うのか?と焦ると、京都まで行く列車が入ってくるのでとりあえずそれに乗る。ん?この便は遅れてないじゃん?じゃあこれ京都で新快速に乗り換えられる?と思っていたらメールが来て、内容はしょんぼりなんだけどメールもらえたことに飛び上がる喜びだったりして。それはともかく、京都駅では無事乗り換えられて、結局予定より20分早く彦根についた。ホームに下り立つと涼しい。あー、駅まで車で迎えに来てもらう約束してたけど、これなら歩いても良かったなあ、と思うが、まあ仕方ないので20分待つ。で、拾ってもらって会場のMiTTS FINE BOOK STOREさんに。宣伝5日ほどしかできなかったけど、15人の定員のところ6割くらいの予約があったとのことで、割と集まってくれて良かったわいと。が、そのうち複数が体調不良でキャンセルになったとのこと。政府が無能でコロナが蔓延するのを指をくわえて診ているからだ。っていうか意図的に蔓延を図ってるのではないか?とさえ思う政府の行動である。まあいいや。で、お店の人と打ち合わせ。お客さん少人数だし、成り行き任せで対話しながら進めようということに。で、最初に来られた方は、なんと勤務先の卒業生だとのことで、私とも二年間重なっているとのこと。ひゃー、と思って大学の現状を説明する。と、そのうち他のお客さんもボチボチ来られるのだが、そうしていると受けつけで聞いたことのある声。げげげ出身研究室の1年上のU部さんじゃないか。イヤもちろん彼女のなわばりであるから良いんだけど、業界の人に一般向けのトークイベントを聞かれるのはやりにくいー。U部さんも「何か間違ったことを言わないか監視しておく」とかいうし。ひー。とはいえ、わざわざ来てくれるのはありがたいものである。で、開始。準備も何もなくしゃべったので、カメの話とかアリの話が多くなっちゃって、クモの話は少なめだったのだが、その中でも私的には最近1のお気に入りである、ハエトリグモのREM睡眠モドキの話を一生懸命したのだけど、まだあまり話慣れてないので、今一つ上手くしゃべれなかった感じ。精進が必要である。で、1時間の予定が1時間半以上喋っちゃって、お店は12時開店のところ、イベントとは関係なく来たお客さんに待ってもらったりして。すんません。で、会はよく盛り上がって手応えも良かったなあということで、本も買ってもらってサインもしてたのだな。で、今日はこの本屋でやってる本上さんと澤田さんの写真展(そもそもこれを先週見に来たのが今日のイベントをするきっかけだったという)の最終日で、それを見に来たお客さんが、トークイベントのことを知って私に話しかけてくる。「日曜天国に出てた人ですよね?」ええええええええ!!もうあの番組に出てから二年近く経っていて、しかも関東ローカルのあの番組の放送圏外の彦根でそんな身バレをするとは思わなんだ。いや、でも、そうですそうですよく御存知ですねえ、とビックリすると、どうも日天の大ファンらしく、私の出た回のポッドキャストをたまたま最近聞いてたそうで、それがここに来たら当人がいたらそりゃビックリするわねえ。ということでこちらも興奮するけど、向こうも大興奮で、本買ってくれてサインもお願いされて、「何書きましょうか?」って聞いたら「日天、って書いて」。つうことでこういう偶然ってアガりますよね。写真展を見に来たお客さんで私の本を買ってくれた人は他にもいて、何だかありがたい限りです。と、イベントが終わってからも1時間ほど会場に滞在してから、高揚しつつ辞去。途中でスパイスカレー大盛りのお昼ご飯を食べて駅前でコーヒー飲んで帰ってきた。楽しかった。