海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

無双

さんざん遊んだので今日は真面目にお仕事を。後期の成績つけである。オンデマンド授業があるので、通常の講義曜日の最終日を過ぎて1週間経たないと成績がつけられないので、この時期になってしまったという次第。で、今年は受講生600人弱の科目があるのだけど、成績自体は機械的に評価するようにしているのでそれほど辛くない。各回で行うオンライン小テストは自動採点で、課題についても要求したことに答えているかどうかの簡単なチェックをするだけで内容の可否は問わないので、こちらも機械的に処理できる。過去の課題についてはもう片づけてるしね。つうことで、一瞬で成績処理終了。厄介なのはこれをウェブのシステムに1つ1つ入力していくこと。毎年書くのだが、CSVファイルのアップで入力させてもらえんだろうかねえ。それができたら打ち間違いもなくなるんだけどなあ。まあともかく、面倒だといっても、たかだか数字2個を600回入力するだけだから、1入力1秒かけても10分程度で終わるわね。で、成績分布を見てみると、60点で単位付与のところ、50点台の受講生がけっこういることがわかった。だいたい1割くらい。この人らが成績を通知された時の気持ちを想像するに、なんで?あと何点かなのに?って思うだろう事は火を見るより明らかで、その中には、これ間違いで本当は可なのでは?って考える人が必ず出てくる。で、そういう人は成績問い合わせをしてくるに違いないのだ。で、潜在的な問い合わせ者がこれだけ多いのだから、問い合わせ件数も記録的になる可能性がある。で、あれの対応は面倒なのよ。その人の点数の計算根拠を丁寧に説明するわけで、あなたの小テストは100点が何回で、80点が何回で云々かんぬんで合計何点だから換算してこうで、それに課題を何回出しているからこれだけ加算して合計何点で、ほら60点にならないでしょ、って言うわけ。だいたい、こちらは機械的にやっているので間違いの入る余地がないので問い合わせ自体が無駄なのだけど、こちらとしてはこれを一人一人やるのが面倒でねえ。で、ふっと、面倒だけど、説明すべきことはみんな同じなんだから自動化できることに気がついたわけ。あー、これもっと早く気がついておけば良かった。ということで、成績データをひとまとめにしているエクセルファイルを元に、問い合わせが来た時の回答文を関数を使って全員分作成しておいた。これでどこからかかってこられても大丈夫である。