海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

右手を出す場面なら左手を

昨日の「父親力」に書いてあったことだが、大人が赤ん坊を見てかわいいと笑うためには二つの要素が必要であると言う。一つは、大きな頭や丸い顔など、ローレンツが指摘したところのかわいく見せる外見的特徴。もう一つは、指さしなどの大人がやるものと類似した行動。赤ん坊の外見のものが大人のような振る舞いをする、そのギャップが必要なのだとか。


これに限らず、知覚のずれはほとんどの笑いを形成する重要な要素であることだ。繰り返しがギャグの基本というが、本当はちょっと違って、基本動作を少しずつ変化をつけて繰り返すのが効果的。これは、繰り返しているうちに見ている側にある種の期待と言うか予想を作り出させ、それを少しだけ裏切るように刺激を与えることで、両者のずれを生み出し笑いを引きだすと言うことなんだと思う