海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

kyo.fm

今日、ヨメサンと車で買い物に行ってボンジョヴィを聞かされた。「あー、こういう恥ずかしいのを今聞くのってどうなの?」「何よ、あんたの大好きな80年代を代表するバンドじゃない」「今かかっているこの曲は80何年の曲だ?」「85年」「ダメダメ。あっしの好きな80年代というのは、前半のAOR全盛のころさね」


昔住んでいた京都にはαステーションというFM局があって、そのコンセプトはアダルトコンテンポラリー。メインターゲットを20−30代におき、むやみに流行りの曲ばかりかけるのではないαステーションは私の大のお気に入りで、ひどいときなんか、家にいても研究室にいても行き帰りの車の中でも、野外調査中でさえ携帯ラジオで聞いていた気がする。


京都を離れてからも、いまだにαステーションの雰囲気は忘れられず、スカパで京都チャンネルに加入して、週一回一時間だけあるαステーションの番組(ラジオとテレビのメディアミックスらしい)を見たり、iPodをマイαステーション化したりといろいろやって来ているのだが、いまひとつである。ときどき関西に帰った時は必ず聞いては涙すると言う。


それがだ、昨日たまたまヨメサンがαステーションのホームページをチェックしたと言うので私も見てみたら、なんとαステーションインターネットラジオを始めたと書いてあるではないか!!!その名もkyo.fm


聞いて見たら、まさにαステーションそっくりの雰囲気で、しかも、DJなしの音楽だけノンストップ。実はαステーションも試験放送の時期に音楽ノンストップをひと月ほど続けており、今でも私はそれがαステーションの最良の時期だと思っているのだが、さすがに本放送開始後はお喋りが普通に入るようになった(それでも、最初の頃は一日のうち何時間かDJ無しの時間があったのだが、それも次第に減らされていった)。そんなわけで、このkyo.fmは、私にとって「京都にいた時と同じ番組を聞ける!」というだけじゃないのだ。あんまりうれしくって涙出てきたよ