海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

乳母車に思う

一昨日、子供がつかまりだちをする。机をつかんでいる手を交互に変えて、前後に揺れながら立っている。「荒野の決闘」でヘンリー・フォンダが片足を交互に柱に預けてバランスをとりながら椅子に座っているシーンに似ている。


かまりだちができるようになったということは腰が座ってきたわけで、B型の乳母車を買いに行く。しかし、この不景気な時代に乳母車が二万円も三万円もするんじゃあ、少子化が進むのも無理はない。ウチが買ったのは二年型落ちで8000円。機能はほとんど変わらないのだが、親としては「安いのはよくないんじゃないか?」とかついつい思ってしまう。


ほとんど同じ機能のものが型落ちになるだけで1/3以下の値段になると言う事は、機能以外の部分によって乳母車の相場がつり上がっているわけだ。そういうのにうっかり乗せられてしまうと不必要な出費をして、まんまと赤ちゃん用品業界の利益に貢献することになる。こういうことは乳母車を買うときに限らず、子育てをしていてちょくちょく感じる事なのであるが、そんなせいで少子化が進んでいるのであれば、ちょっとバカバカシイ事だなあと思ったり思わなかったり。