海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

二人で一つ

私ら夫婦はまだ長崎に選挙権があるので、今回の参議院選挙は投票用紙を送ってもらって東京で不在者投票となるわけで、今日行ってきた。居住地の選挙管理委員会に出向くと、一人ずつ別室に入れと言われる。で、送られてきた封筒を係の人に手渡すと、生年月日と名前を聞かれた。おや?確か少し前に生まれ年は聞くべきでないと言う判断がどこかで下されたんじゃなかったっけ?と思いながら、別に私は聞かれたって構わないので素直に答えた。

本人確認も無事終了。さて投票、ってところで、長崎の選管から送られてきた封筒のどこにも候補者リストが入っていないことが判明。いや、もうとっくの昔に投票先は決めてあるのだ。っていうか長崎のような土地で私のような世をすねた者にそうそう投票先の選択肢なんてあるもんじゃない。だけど、候補者の名前がわからないんだなこりゃ。確か前任校で開かれたシンポジウムの時に来ていた人だと思うのだけど、どうにも思い出せない。

どないせいっちゅうねん、と思っていたら、部屋の外からヨメサンの声。どうもヨメサンの封筒にだけリストが入っていたようだ。

確かに一人一枚送るのは無駄になるといえば無駄になるんだが、世の夫婦が全てウチのようなオシドリとは限るまいに。