海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ピパピパ

火曜日にお知り合いになった人の研究室を訪ねる。元々魚の研究をしていて、環境問題に対処するにはやはり教育だと考えその方面に転身、映像資料を活用した環境教育に携わっている同じ年ごろの方、ということで、同じ方向を向いている人がこんなに近くにおられるということは大変心強いことだ。動物行動の映像データベースをどうやったら教育現場で活用できるか?というのがここのところの私のテーマの一つなのだが、それに対して小中学校のカリキュラムに合わせていくだけじゃなくって、「研究者の側からもこういう映像を使っていくべきだという提案をしていけば面白い」と言っておられた。なるほど。あと、教育工学会の講演要旨集を読ませてもらって少しこの分野のイメージがつかめた気がする。非常に有益な午前中であった。

どうでもいいが、昨日帰ってきてドアを開けたら上の子が飛んできて玄関でうつぶせになってつぶれたカエルのようなポーズをとって「ピパ!ピパ!」といって「どうだおもしろいだろう?」とばかりにこちらを見上げてくる。何オマエがいいたいのはひょっとしてPipa pipaか?と聞くと「うんうん」というので、これはと思ってオオウケしてあげる。生き物図鑑で覚えたのである。まだ2歳になったばかりなのにウチの子変だ。

そんな今日、ウチの子は図鑑を持ってきてピパのページを開いてヨメサンに見せたそうな。ヨメサン「なに?○○ちゃんはピパなの?」と聞くと、ウチの子「ピパ、ない!○○ちゃん、あかいの!」と。どうも近くにあったイチゴヤドクガエルのことを自分だと言っていたそうな。で、夜そういう話をヨメサンが私にしている時に、ウチの子は今度は私のところに図鑑を持ってきてイチゴヤドクガエルを指さして「イチゴ!ケーキ!」と叫んだ。気が逸ったんだな。