海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

カレーアンパンマン

ウチの子、最近だいぶ色々喋れるようになってきたが、一度に4つ以上の音で構成される単語はまだ上手く喋ることが出来ない。例えば、「バッタ」は言えるけど「カタツムリ」と言わそうとすると「ムリ!」と拒否される。ここでウチの子にとって一つの音と言うのは必ずしも仮名文字一つに対応するわけじゃなくって、例えば「ペン」なんていうのは一音のようで「ペンギン」はちゃんと言えることに注意。

でウチの子、ご多分に漏れず「アンパンマン」が好きで、かつ「アン」「パン」「マン」はそれぞれ一つの音のようであり(どうも「ン」は別の音ではないらしい)、今もそこで「アンパンマンアンパンマン!」と叫んでいる。

そんなウチの子だが、最近ときどき4音以上の単語を話そうとする時があって、その場合は長い単語を二つのパートに区切って、別個に喋るという芸を見せるようになった。「イチゴ!ケーキ!」という具合である。つまりこの課題に対して、4音以上の語をしゃべると言う新しい手法を編み出すのではなく、既存の手法を組み合わせて対処するのである。

さらに、ヨメサンが言うには「この子にカレーパンマンって言わそうとすると面白いわよ」と。どれどれと「カレーパンマンって言ってみ」と試してみると「カレーアンパンマン!」というのであるな。つまりこの場合も新しい単語(すなわち「パンマン」)を覚えるのではなくて、すでに獲得している語彙の中から似たものを選んで組み合わせることで対処しているという。面白すぎる。