海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

カウンターパンチ

今日から冬休み明けの講義開始。

それはともかく、ウチはクリスマスと関係のない家であるからして上の子はサンタがいるとは思っていない。いや、正確に言うと、サンタはどこかにいるのかもしれないが、少なくとも鍵のかかった家の中に入ることは不可能だし、トナカイは空を飛んだりしないと思っている。小学生ともなれば立派に合理的思考ができると言う事だ。プレゼントは親がくれている事も当然わかっている。

話がそれるが、このような彼の認識を確認するために、この正月、ヨメサンとヨメサンのお姉さんが上の子を尋問したわけだけれども、最初彼は尋問に対して「よくわかんなーい」ととぼけていたらしい。いわゆる「親に気を使ってサンタを信じているフリをする子供」というやつらしい。合理的な世界認識の表明を躊躇わせる世の風潮と言うのも困ったものである。ちなみに、幼稚園からもらったプリントによれば、4-5歳の子供はサンタの存在を信じているけれども、6-7歳になると様々な状況証拠からサンタにまつわる話が本当ではないと推論できるようになるという研究があるらしく、ウチの子の状態はどうやら標準的なものらしい。

さて、そんな今日、ウチの前でお友達とそのお母さんたちとともに遊んでいた上の子、その友達から「おまえんち、サンタさん来ないんだろ?」と言われたとか。上の子答えて曰く「だってサンタさんなんていないんだよ」。それを聞いたお母さんたち慌てて「そ、そんなことないのよ、ちゃんといるわよ、おほほほ」とその場をごまかしたんだそうな。

てな話を夜にヨメサンから聞かされる。で、ヨメサンは「後で、ウチの子の夢を壊すような事言わないでちょうだいって、お母さんたちから言われるかも」と心配しているわけ。確かに、世間ではそんな風に苦情を述べる人がいると言う話を聞く。でも考えてみたまえ。我が家の立場から言わせてもらえば、世の人はクリスマスだのプレゼントだのと囃し立てることで、無意識にとは言え、ウチの子の合理的な世界認識形成を妨げるような事をしてきたわけだ。もし何か言われたとしても「今回のは単に立場が逆になっただけでお互い様よ」と言い返せばいいのだよ。