海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

地に満ちよ

Google Maps APIのお勉強を終えてウチに帰ってみると、玄関に水槽が置いてあって、中に子ガメが数匹いるじゃないか。まーた、ヨメサン子供は後先考えずに近くの川で採ってきたなあ?と思って、コラアって言うと、ヨメサンが「産まれたの!」だって。え?なんだって?6月にウチの庭で放し飼いにしている信楽生まれのイシガメ、シガボンの産んだ卵が有精卵だったの?!いや、この子は卵の時にヘビに食われそうになっているところを採集されて以来ウチで飼われて14年、一昨年極わずかな期間だけ近くの川で採ってきたオスガメと一緒にいたことがあるだけで、それ以外では同種のオスは見た事が無い子であるよ。だから、これまでも何度もベランダで産卵していたけれども、てっきり無精卵だと思っていて、っていうかベランダで産まれた卵は産まれた先からシガボンに食われてたので、卵が孵化するなんて思ってもみなかったよ。それが今年ささやかな庭に放し飼いにするようになったら、ちゃーんと土の中に卵を産んで、まあそれでも無精卵だと思っていたから、どうせ孵るまいとタカをくくっていたのだな。それが、まさか有精卵だったとは。。。あの短い時間に。。。ケダモノ。。。いやしかし、同種のオスは見た事が無くてもずっとミナミイシガメのオスであるところのカメ子と一緒に飼っていて、毎年盛大に交尾を迫られていたので、まさか交わってたらどうしようと思っていたけれど、ヨメサン曰く、この子らは交雑個体じゃなくって純粋なイシガメっぽいとの事。で、信楽生まれの母とウチの近くで暮らしていた父との子だから、一応は淀川水系のカメの間の繁殖と言う事で、ギリギリ遺伝子撹乱じゃないと言えるかもしれないところ。増えたカメが万一逃げ出したとしても、それほど問題じゃないと言わせてくださいお願い。いや、川に放したりはしないけど、逃げ出すリスクはゼロじゃないから。親ガメは逃げられないよう庭を封じてあるけど、子ガメが逃げ出す隙間を見落としている可能性があるわけ。っていうか、孵化を見ていない以上、既に逃げ出した個体がいる可能性を完全には否定できないのよね。