海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

車酔い初体験

今日はゆえあって人の運転する車に家族で乗っていたのだが、上の子がどうも調子が悪い。ドヨンとした目で降りたい降りたいと言い募るので、「君、もしかして車酔い?」と聞くとウンウンとうなずく。しかし最近のウチの子こちらの言うことをよくわからぬまま返事することしばしばで、さらに今まで車酔いなど起こしたことないので、ヨメサンは真面目に受け取らず麦茶を飲ませたり飴をなめさせたりする。私は「車酔いの時に水気を取ったら吐きを誘発するんじゃなかろうか」と思っていたのだが、案の定私が膝の上に対面で抱きかかえていたときに盛大に吐出。二人で黒糖の匂いのする茶色い液体まみれになった。メリン神父もかくや。いやチャ・テヒョンもかくや、と韓流ブームに日和ってみたりする。

どうでもいいが、上の子は赤ん坊のころから吐き性だったのだけど、何の運びか私が吐瀉物を浴びたのは今日が初めて。


一昨日の日記に関してUさんが「自分の講義内容はヒントになるかも」と言うことでメールをくれた。しかし読んでみると講義の仕掛けのやり方とかそっくりだった。分類話では十種程度の生物をとりあげて、それらをグループ化する色々な方法(例えば空を飛ぶ飛ばないで分ける。何を食べているかで分ける、など)を挙げてから系統分類の話につなげるなんて寸分たがわない。これは収斂かと一瞬思ったが、私もUさんも、「脊椎動物学」という講義で「鯨は魚か?」というレポートを書かせる教官の学生だったのだから、似たような発想の講義になっても不思議ではないわな。ちなみに上のレポートでは「鯨は哺乳類だから魚ではない」とやると不可にされたと言う(伝聞型なのは、私は数回講義を聞いてあまりのわけのわからなさに遁走したから)。