海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

犬、人間に帰る

朝一で狭山湖。もうサガオニグモのシーズンも終わりねと半分諦めながら、念のため。チュウガタコガネグモとかヤマシロオニグモとかわらわらいた。で、ダメだと思っていたサガオニグモも二個体採れた。でも、最近は持って帰っても網張ってくれないんだよね。どうでもよくないが、ここのところフィールドに行くたびに、至る所でナナフシがクモに捕食されているところに出くわす。ナナフシって造網性のクモにとって重要な餌アイテムなのか?

4ー5コマ目に講義があるので、昼過ぎに引き上げて途中のマクドでお昼ご飯。私は活字中毒で、一人で食事するときは何か読んでないとイヤ。マクドだと読む物が無いことが多くて、トレイの下に引いてあるチラシみたいな物を読むことが多いのだが、この店にはスポーツ新聞が置いてあった。ありがたいと思って読んでいると、この週末公開の映画作品一言紹介の記事が。で、ダニー・ザ・ドッグの欄に「犬として育てられた男が人間に戻る」。。。犬が人間に。。そりゃ間違ってないけどさ。。ジェット・リー主演のアクション映画が、まるでヨーロッパの前衛じゃないか。

で、キワキワの時間に帰ってきて講義をこなしたけど流石にクタクタ。今日は暑かったしねー。

講義が終わって、終盤ちょっと焦ってスライドを飛ばしたところがあって、写し損ねたからといって何人かの学生さんが集まってきた。で、「一生懸命写しているところに、こんなこと言うのもなんだけど、そんなに真面目に写さなくても良いよ」とか言ってみた。で、なんとはなしに、試験はどんな形式でやるのか?という話になって、「講義で聞いた話の筋をおおまかで良いから把握しておいてもらえばよいのであって、話の都合上色々出てきた専門用語なんかは必ずしも覚えなくたっていいんです。だって、そんなの覚えても意味ないでしょ」って言ったら、そこに集まっていた学生さんたちがみな、我が意を得たりといった雰囲気で笑ってくれて、こちらもちょっと嬉しかった。