海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

長崎のリンガーハットは本当においしいのか?

昨日の今日のこと、Weekly Teinou 蜂 Womanで今度は私の個人ページが紹介される。あービックリした。で、大勢の人に訪問してもらったのだが、折角来てもらっても、ウチにはロクな事が書いてないので心苦しい限り。これは一つ面白い小話でも書くべしと腕まくりをしたまではいいが、
「隣の家に塀が出来たんだってねー」
「かべー」
とかしか思い浮かばなかったので断念。そもそもこれは私のネタではなく、大昔の私の知人の物なのであった。


昼間、書いている原稿のためにギンメッキゴミグモの写真を撮ろうと大学に出かける。ウチのキャンパスにはワラワラいるのであるが、どうもちょっと時期がずれているのか、幼体が多くて成体を見つけてもお腹がまだほっそりとしている個体ばかりである。そもそも京都で見ていたときと比べて、こちらのギンメッキは成体サイズそのものが小さいような気もする。で、本来ならこんな小さな被写体に寄って撮るには被写界深度の深い普通のデジカメが適している。しかし今回は印刷用という事で、一眼デジカメに100ミリマクロ+クローズアップレンズという構成を使ったもので、もう被写界深度が浅いのなんのって。しかも野外で背景込みで撮影したいと思っていたので、ほんのそよ風で網がわずかに前後に揺れるだけで、もうピンボケの嵐、というかほとんど結像しなくなる。なのでひたすら空気がピクリとも動かなくなる瞬間を待つのであった。で、撮影が終わってみると、結局背景なんてボケボケで何も見えなかった。これなら室内に持っていった方がよかったかも。


夜は外食。長崎ちゃんぽんのチェーン店「リンガーハット」に家族で出かける。ちゃんぽん本場の街長崎ではリンガーハットでさえ他の地域と比べておいしいという噂を確かめるのである。長崎から東京に来て一年半、やっとこの懸案に答えを出す日がやって来た。で、感想だが、私は麺とスープの絡み具合が悪いと感じた。麺は麺だけで固まっていて、箸でほぐしてやっとスープが全体に回る感じ。で、ヨメサンが言うには塩とコクが足らないのだと言う。私たちが長崎で食べていた味をちゃんと憶えているという仮定が正しければ、やはり噂は本当だったということになる。長崎のちゃんぽんリテラシーおそるべし、という話